東京で二度目の春

東京の道はちっさなゴミが落ちていなくてまっすぐに歩いている人が多い。あと東京に来て花見の楽しさを知った。引っ越して二度目の春なので花の香りにも気づく余裕ができて、季節はめぐっている。仕事と家を変えて結婚してもうすぐ1年と少し、これから人生どうしよっかなというところ。なんでも自分で決められる、けれどそれ以上に寄り添ったほうがいいんだろうなということもある。今年中に海外に住むのだろう、たぶん住むとして、仕事もしていたいしぜんぶ取りたいのです。欲深い。ジュンパ・ラヒリ『その名にちなんで』をよく読んでいる。外から来た人間として暮らすこと、そこから発展した家族はどこに根ざして生きていくんだろう。なんだかんだで日本好きやしおだし文化の子ですわ。