日傘をさして雨のなか帰宅する。やっぱり日傘は日傘だった。思いもよらない天気の変わりようで、気分もすっきりしない。作業の合間にあまから手帖を読んで、カツ!天ぷら!と欲を出す。気分もまぎれる。
昨夜の夢は鮮明だった。頭が起きているのだろうけど、しぐさやベッドの側に座る重さが本物みたいで、怖いけれどうれしい。出てきた本人に報告すると、自分が出てくるのは気味が悪いと言っていた。それもそう。私の頭が会いたいようなので、という建前で、会いに行くことに決めた。早く休みが来てほしい。