久々にお風呂で熟睡。目が覚めても冷えたお湯(もはやお湯とは呼べない)のなかでしばしぼんやりとする。一定速で聞こえる電車の音で自分の置かれている状況を知り、あたふたとお湯の蛇口をひねる。お風呂のなかで眠るというのは本当に気持ちがよいことで、もちろん危機と隣りあわせなのだけれども、何だかうっとりしてしまう。一日中首のこりに悩まされるという代償を払いながらも。
チョコレートは作るものでなく食べるものである。チョコレートの匂いに酔って気持ち悪くなりながら、努力のわりに小さなトリュフが完成。けれど、あの人に会えるのは来週の火曜日。世の中の浮かれ気分にかこつけて渡そうと思っていたのに、そういう訳にもいかない。
ロクシタンにて チェリーブロッサムの練り香水 を買う。チョコレートと一緒にレネレイドのキャンドルを渡すことにする。完璧に自分の趣味やないのと買ったあとで気づいた。早く火をつけてかぎたいの、私が。