早朝の電車に乗り、寒々しい部屋に帰る。落ち着かなくて、とにかく出ようと街へ。こんな暇ないはずなのに、と自分の煮えきらなさが情けない。しょぼしょぼ歩いていたら、ばったり知り合いに会ったので遊んでもらう。喫茶店でふるえながらパフェを食べたら、なんとなしにうれしくなって、帰りの足どりは軽い。
本屋に寄ったり商店街をのぞいたりしていたら、最後のデートなのにこれでいいのーといわれて、もうそんな時期かと思う。色んな人のなかで、私は出て行く人。さよならをしたら本当に最後になるみたいで、まだ会いますもんと勢いよく別れる。あと3か月で、まわりの人にちゃんとさよならできるだろうか。すぐ会えるのだけど、頼ってばかりはいられない。
PLANTED#6を読んで、花を贈る相手がほしいと思う。花言葉を熟読し、飽きたらず図鑑まで広げる始末。トリカブトやウコンにも花言葉があることに驚く。Vida=Feliz キャンドルづくりの本、大森さんスタイリングだった。見ているだけで妄想が広がる買いもの2冊。ささやかにクリスマスです。