忘れるだろうけど、忘れたくないと思う色々。それらを思い出して、ここ数日のことも忘れたくないと思った。
電車の時刻が迫って、慌ててバス停まで向かい、軽く挨拶をして別れる。行くところがなくなったらいつでもおいでと言われて、嬉しいけれど行ったらいけないような気がした。遠くない将来会うのだから、と思ってから、あげるんじゃなくて貸すと言って渡された本の意味に、この場に及んで気がつく。
めいっぱい寂しさを表したら、何だかうまくやっていけそうな気分になった。この場で失うものと同じくらい、この先で得るものがあると信じたい。4年間の色々に、ありがとうとさようならを。とか思ったら、いちいち恥ずかしくて、どうしようもない。もうやだ!