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10月に見た映画を記しておく試み。
・エンディングノート
休みの日(なんばパにて)。たぶんこの先どこかでハナレグミの「おとーちゃま」っていう声が聞こえたら、それだけで涙腺がゆるむだろう。笑ける場面の積み重ねのなかでも、確実に濃くなってくる死が見えてこわかった。今、すごくよくしてもらっている人が、同じような状況で「余命」と言われてからの人生を生きていることもあって染みた。泣きすぎて映画館でむせた(迷惑)。
・監督失格
金曜のレイト(なんばにて)。お客さんは全員ひとりで来ていて、ちっこいスクリーンで見てる感じがよかった。こちらは逆にひとつも涙は出なくて、今やからこそ客観的に見れたのかもしれない。友達が死んだとき、ある人がいなくても世の中は平気に進んでいって、なんて心ないのかと思った。それから、墓参りにいけるまでに5年かかった。不在を認めるってことはそれだけで悲しくてむずかしい。平野監督は今できたんだ、やったね!ってハイタッチしたい気分。
・モテキ
土曜のレイト(なんばにて)。すごいわっしょいした気分になる。見たあとはひとりカラオケがしたくなる。
・ミッション:8ミニッツ
祝日の17時(なんばにて)。100%席が埋まってた。予告編でがしゃがしゃした映画かと思っていたけど、しみじみした話でよかった。終わった後、「時の流れに身をまかせ」(テレサ・テン)が頭の中で流れ始めた。
その他DVDで/アカルイミライ/イタリア的、恋愛マニュアル/インスタント沼/婚前特急/茶の味/クヒオ大佐/リトル・ミス・サンシャイン/マイ・ブルーベリー・ナイツ/を見たのでした。