この辺りの道は段差が多くて、うっかりすると荷物がカゴからとぶ。学校に着いたと思って安心していたら、筆箱をとばした。図書館で机に向かって、一日が終わる。合間に翻訳夜話 (文春新書)を読みつつ。ビートとうねりの話にうなずく。帰りしに思いついて、部室に寄る。居合わせた子と少し話し、消息不明だった人が元気らしいということを知る。平静をよそおった相づちをうちながらも、ほっとして顔がゆるんだ。
職人道具への憧れと同じところに、山登り用品への憧れがある。肉厚の素材やよくわからない金具にそそられる。けれど手元に置くことができず(使わないので)、好日山荘などでただただ憧れをつのらせる日々。そういえば、カラビナに鍵をぶら下げている男の子をよく見るのだけど、あれは実用なのか山男へのオマージュなのか。
明日やっと家に戻る。携帯電話を新しくして、かき氷を食べる予定(玉屋さんが好きです)。夏の部活帰り、かき氷で暑さをしのぐも、せっせと自転車をこいで家まで帰るうちにまた汗だくなのでした。すんごい田舎ですが、いいお菓子屋さんは多い街です。