チョコレートを口に入れ、鍵を回している間に、お隣さんが部屋から出てくる。一方的に恥ずかしい。学校でも、いつの間にか研究室がおやつ大会になっていて、家かというくらいに皆がくつろいでいる。すさんだ数日を過ごしたものだから、だらだらした会話さえ新鮮に感じる。
夕方から打ち上げ的なものに行って、久しぶりのビールを飲む(寒い)。部の同級生とつもる話を、ということもなく、下世話な話やネタの連続。そうして、投げやりな会話が途切れた果てのチョコレイト、ディスコ!やホルモン。店を出たのは午前5時で、それまでの眠気がさめるほど、外の空気はまっすぐだった。途中で手袋を落としたりしながら帰宅。のどが痛い。
例えば数人で集まったら、真剣な話もするだろうけど、全員がそろうと自動的に騒いでいるなー。そういう状態はまさに部活という感じで、その部活感が楽しくもある。ひどい騒ぎっぷりに、つねづね写真部であることを疑わざるをえない。というか、私以外は体育会系出身の男子であった。まれにみる、お祭り学年だっただろうと、いまさらながら思う。まったく、しんみりしそうにない。