寒さのせいか日が射さないせいか、花が一週間たっても枯れない。引越しに備えて、ものを減らそうとしているのに、「迷い中」の箱の中身が増える。本の帯やどこかで拾ったメモや、ただ置いておくだけにしかならないものが増える。ついには紙類のつまった袋ができる。
露光しているかどうかわからないフィルムが何本かある。カメラが悪いのではなく記憶があいまいなせい。いつもしっぽを出す/しまうで区別しようと思うのに、やっぱりフィルムを取り換えようなどと、まだ使っていないフィルムのしっぽまでしまったりするから、ややこしい。未露光のフィルムと多重露光のフィルムと、どちらがかわいそうか(どちらもだ)。
少し前だけれどキセルを見た。編成が変わったのもあるかもしれないけれど、お客さんもゆらゆら揺れの人から踊る人までいろいろで、楽しかった。もっと聴きたいと思うくらい。キセルいいわー、お兄ちゃんいいわーと言いながら帰宅。くちなしの丘が、それはそれはよかった。